2009年3月  

財政破綻した夕張の救世主ロボが解体

2008年8月29日金曜日




財政再建団体・北海道夕張市の観光パーク「石炭の歴史村」で、子どもたちの人気を集めた「ロボット大科学館」の解体が28日始まり、救世主ロボ「ユーバロット」が鉄くずになった。同館は88年春、100体以上のロボットを集めてオープンした。老朽化が激しいが、修繕費は計上されず、解体以外に道はなかった。ユーバロットは身長12メートル、体重40トン。地球外の侵略者が石炭とシューパロ湖の水でできた新エネルギーを奪おうとするのを、幼い兄妹を守りながら阻んだヒーローだったが、まちの財政破綻(はたん)は阻止できなかった。

2006年負債総額75億円で破産した「石炭の歴史村」。しかし、夕張の産業であった炭鉱事業に触れる事ができる資料館として存続要望が出されていた。


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